アーユルヴェーダでは、ヴァータのバランスが崩れると自律神経に影響を及ぼし、ダートゥの減少に繋がり、身体や心に不調が現れます。更年期にはホルモン減少に伴いピッタのバランスが乱れやすく、体温変化や消化機能の異常を感じやすくなります。インド・スリランカで生まれたアーユルヴェーダは、5000年前から腸の重要性を説いてきました。

アーユルヴェーダでは、消化力が弱いと未消化物が「毒」となり、心身の不調や女性特有の悩みを引き起こすと考えられています。チャクラを意識した技法と薬草が詰まったボールを使用し、肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓の5つの臓器を温めながら揉みほぐし、活性化させます。根本的な疲労は、まず消化力を高め、身体全体の疲れを緩和することが大切です。腎機能を活発にし、女性特有の疾患を緩和し、子宮や卵巣の機能を整えることも目指します。